【PSVR】VRに最適なヘッドホンを考察してみた【ヘッドホン】

どーも、CNです。
今更ですが、PlayStation VR(以下PSVR)をようやく手に入れました。

PSVRを手にしてみての感想ですが、視界を覆うスクリーンや立体的に見える景色からなる没入感 は「遊び」というより「体験」に近く、今までのゲームとは得られる感覚や感情が別次元でした。

シューティングゲームで得られる爽快感やレースゲームで得られる実体感、ホラーゲームで得られる恐怖感…。

確かに低い画面解像度や少ないコンテンツ数には不満ですが、それを差し引いても買って良かったなと思えるものでした。

 

更にPSVRの長所として付属のイヤホンを自分の好きなヘッドホンやイヤホンに変えて遊べることが挙げられます。

今回はVRの最大の特徴とキーワードである“没入感”に焦点を当てて手持ちのヘッドホンを比較し、“没入感”に求められる性能を検証し、VRに最適なヘッドホンを考察してみました。

また記事のボリュームの関係でヘッドホンのみの紹介ですが、次回はイヤホンを紹介したいと思います。
これでもだいぶ削ったつもりですが、かなりの長さとなってしまいましたので希望の項目に目次から飛ぶことをオススメします。

もうPSVRを持っている方もまだ持ってない方も、これからヘッドホンをVRのために買い足したいという方にも、参考になれば幸いです。

公式推奨スペック

まずは公式ページよりヘッドホンを選ぶ際の注意点をチェックしてみましょう。「PSVR FAQ」から分かることとして
  1. 3.5mmステレオミニプラグの一般的なヘッドホンなら使用可能。ただし干渉に注意
  2. 3Dオーディオを楽しむためには有線接続が必要
  3. ワイヤレス接続は不可
  4. ヘッドホンのサラウンド機能は使用不可
となります。これを一言で言うと

「干渉しない程度の大きさでサラウンド機能のついていない有線接続のステレオヘッドホン」

が最低条件となります。

干渉しないサイズのヘッドホンとは?

気になるところは、干渉しないヘッドホンのサイズはどのような大きさか?ということです。

PSVRはプラスチックとゴムで構成されたヘッドバンドで前額部と後頭部を挟み込むようにして装着し、耳の上をバンドが通る構造となっています。
従ってPSVRのバンドとヘッドホンが干渉するかどうかの問題に置き換えられます。

バンドの厚みは約15mm。
それより薄いヘッドパッドのヘッドホンだと耳との隙間が空いてしまいNGです。
例えばKOSS portaproのような薄いスポンジパッドを密着させるヘッドホンは使用できません。

ヘッドホンのハウジングの外径とバンドの干渉はどうでしょうか。
アラウンドイヤータイプのヘッドホンは普通に装着してもアームと干渉してしまいます。
これを避けるためにはPSVRを装着し、その上からヘッドホンを掛けた後にもう一度PSVRのバンドを上にずらす手間が必要です。

またヘッドホン自体のバンドの長さも必要です。バンドの余裕がないヘッドホンでは耳に届かない可能性があります。

ハウジングの大きさはどこまでが実用的か?というと難しい問題ですが、手持ちのヘッドホンで最大径であるSENNHEISER HD598(直径約11.7cm)でも問題なく使用できました。

ヘッドホンのハウジングの大きさよりもヘッドパッドの厚みとバンドの長さの方が重要であると言えます。

ヘッドホンの音量はどれくらい必要か?

更にヘッドホンのサイズとは別にゲームをするために必要十分な音量が取れるかどうかという問題もあります。

音量の取りやすさはインピーダンスと音圧感度が関係しています。
インピーダンスは抵抗の大きさであり、数値が大きい程音量が取りにくくります。
音圧感度は感度という字の通り、数値が大きい程音量が取りやすくなります。

またインピーダンスと感度を比較した場合、一般的にはインピーダンスが低いヘッドホンより、感度が高いヘッドホンの方が音量が取りやすいです。
インピーダンスが1/2のヘッドホンは音圧感度+3db相当と言われています。

その他に構造的な注意点として、開放型ヘッドホンは周囲の環境音も拾ってしまう関係で密閉型と比較して音量が必要になります。

PSVRは音量に余裕がないと言われていますが、手持ちのヘッドホンで最も音量の取りにくかった、インピーダンス62Ω、音圧感度93dbの開放型ヘッドホンのAKG K702でも使用できました。
K702はヘッドホンアンプ無しでは鳴らせないと言われ、音量の取りにくいヘッドホンで有名でもあります。

聴力との兼ね合いの問題もありますが、音量の問題はあまり気にしないで大丈夫だと思います。

ヘッドホンのボリュームコントローラーとの相性

ボリュームコントローラー付きヘッドホンとPSVRの相性はどうでしょうか。

僕のPSVRだけかもしれませんが、音と映像が途切れる不具合があります。
殆どはその症状が起きてから一旦外して再装着すると直るのですが、ボリュームコントローラー付きヘッドホンの中には症状が直らず、ずっと継続してしまうものがあります。

例えばONKYO E-700Mは音質は素晴らしいものの、音途切れが多く、プレイに支障が出る程でした。
しかしSkullcandy Crusher Wireless の有線接続のケーブルにはボリュームコントローラーが付いていますが、音途切れは発生しませんでした。

ヘッドホンには極力何も付いていないものが望ましいと言えますが、試してみるまで分からないという結論になります。

まとめ1

以上の結果をまとめると、実用的な観点では
  1. ヘッドパッドは適度な厚みがあり、かつヘッドバンドの長さに余裕がある
  2. サラウンド機能がついていない
  3. 有線接続
  4. ボリュームコントローラーといった機能がない
の4つを満たす普通のヘッドホンが必要条件と言えます。

ヘッドホン比較とレビュー

それでは、いくつかヘッドホンを挙げてレビューしたいと思います。
比較項目としては

①音量の取りやすさ ②装着感 ③遮音性 ④音場感 ⑤低音域量 ⑥中・高音域量

の6つを5段階で評価します。
項目の評価の仕方については以下の通りです。

音量の取りやすさ:「Rez Infinite」プレイ時に必要な音量で比較した
装着感:ヘッドホンを装着した時の肌触り、重量、2時間続けてプレイした時の疲労感を考慮し比較した
遮音性:エアコン作動時の環境音下の外音遮音性で比較した
音場感:「Rez Infinite」「サマーレッスン」「KITCHEN」をプレイ、「ガールズ&パンツァー(劇場版)」を視聴し比較。低音量からなる臨場感等は除外し、純粋な立体表現や音場の広さで評価した
低音域:「Rez Infinite」「ガールズ&パンツァー(劇場版)」から、爆発音等からなる臨場感も含めて評価した
中・高音域:「サマーレッスン」「KITCHEN」をプレイし声や足音等の聞き取りやすさで評価した

 

PSVR付属ステレオヘッドホン

音量の取りやすさ★★★★★
装着感★★★★★
遮音性★★★★
音場感
低音域★★
中・高音域

スペック詳細は確認できず

レビュー

インナーイヤータイプとオーバーヘッドタイプは鳴り方が全く違うため、音質の比較はできないですが、あえて点数を付けるとすれば上記になります。

散々ネットではバカにされてる付属イヤホンですが、音量は取りやすく、長時間のプレイでも問題ない装着感に高い遮音性を持っています。
パンチの効いた低音も備えています。

音質に拘りを持っていない方なら十分すぎる性能と感じました。
一方音質に拘るならば、狭い音場や中高音域の上ずった癖が気になるかもしれません。

備考

PSVR付属イヤホンですが、型番やスペックが説明書やネットでも確認できず、謎に包まれています。
音質的には1000円相当のSONY製イヤホンに感じました。

 

SONY MDR-ZX660

感度104db
インピーダンス40Ω(1kHzにおいて)
重量約193g(コード含まず)
音量の取りやすさ★★★★
装着感★★★★
遮音性★★★
音場感★★★
低音域★★★
中・高音域★★
実売価格6000円以内(2017/7/31時点)

レビュー

公式が勧めているヘッドホンで体験会でも使用されています。
またPSVR用ヘッドホンを紹介している数多くのブログでも必ずと言っていいほど登場するので今更僕が取り上げるまでもないのですが、他の4つのヘッドホンと付属のイヤホンとの比較のため、基準として紹介します。

このヘッドホンの特筆すべき点はオンイヤータイプのヘッドホンでありながら、重量200gを切る軽量さと適度な側圧からなる良好な装着感です。

頭を動かしてもズレないですし、あまり耳が痛くなりません。
また小型のためPSVRとは全く干渉しません。
カサカサした質感のヘッドパッドが気に入らない点ではありますが、価格を考えると仕方ないでしょう。

遮音性は付属イヤホンよりやや劣ります。

音場感と低音域の表現は付属イヤホンから各段に向上します。
全体的に見てうまくまとまっていて、どんな方にも勧められます。
しかし細かく見ると中・高音域が低音域と比べておとなしく、こもり感が気になりました。
また上位機種と比べると音質的な強みや特徴はなく器用貧乏な印象を持ちました。

備考

同一ドライバを用いたアラウンドイヤータイプのZX770という姉妹機がありますが、こちらは低音域がスカスカでシャカシャカした印象で同一ドライバを使っているとは思えない全く別物の音です。

アラウンドイヤータイプのヘッドホンを使いたいなら後述のMDR-1Aが性能で圧倒しており装着感も良い為そちらをオススメします。

 

SONY MDR-1A

感度105db/mW
インピーダンス24Ω(1kHzにおいて)
重量約225g(コード含まず)
音量の取りやすさ★★★
装着感★★★★★
遮音性眼鏡装着時★★ 
非装着★★★
音場感★★★★
低音域眼鏡装着時★★ 
非装着★★★★
中・高音域★★★★
実売価格27000円以内
(2017/7/31時点)

レビュー

MDR-ZX660程ではないですが、良く勧められるヘッドホンです。
ヘッドホン自体の完成度は非常に高く普段用としても使えます。

アラウンドイヤータイプのヘッドホンでありながら重量225gと比較的軽量であり、イヤパッドも高品質な物を使用しているため装着感はかなりいいです。
ただし耳周りが蒸れてくることと、長時間の使用で頭頂部がやや痛くなるところが気になりました。

このヘッドホンの一番の問題点は眼鏡装着かどうかで大きく性能が変わってくるところです。
PSVRの構造上眼鏡の上からヘッドホンを被ることは避けられず、眼鏡によってパッドと耳に隙間が出来てしまいます。そのため遮音性、低音域の再現性が著しく低下してしまいます。

PSVRユーザーには僕のように眼鏡を日頃から掛けている方も多いと思いますが、そうした方にはあまりオススメできません。
一方、裸眼やコンタクトの方は今回挙げるヘッドホンの中でも一二を争う性能の高さでオススメします。

以下はコンタクト装着時のレビューになります。

音場感は密閉型ヘッドホンの中ではかなり広く、かつ立体的で距離感も明瞭で文句なしです。
低音域と中高音域を比較すると低域が目立ちますが、中・高音域も負けないくらい鮮やかで刺激的に鳴ってくれます。
いわゆるドンシャリ型ヘッドホンの典型例で長時間のプレイでは聞き疲れが出てくることは否めないですが、中域の解像度の高さでバランスを保っていて、この辺りのチューニングはSONYの巧さだなーと思いました。

備考

写真のMDR-1AはLimited Editionですが、無印1Aと比較してパッドが改良され蒸れにくくなっており、またブーミーな低音もやや抑えられ締まりが増しています。
音質、装着感で更に完成度が上がっているため敢えて無印を選ぶ理由は値段くらいだと思います。

 

SENNHEISER HD25

感度120db/mW
インピーダンス70Ω
重量約140g(コード含まず?)
音量の取りやすさ★★★
装着感★★★
遮音性★★★★★
音場感★★★
低音域★★★★
中・高音域★★★
実売価格18500円以内
(2017/7/31時点)
YAXY forHD25 TypeB
→3300円
OYAIDE HPC-HD25V2
→4990円

レビュー

今年で30周年になるロングセラーなヘッドホンです。
プラスチック丸出しの本体と剥き出しのケーブルがネジで固定されている外観はチープでいかにもすぐ壊れそうな印象ですが、実際は頑丈で仮に壊れても殆どのパーツが交換可能と実用性はかなり高いです。

オンイヤータイプの密閉型ヘッドホンでありながら、重量は140g前後とかなり軽量です。
また側圧が強く頭を振っても全くズレないですし、遮音性は付属イヤホンを超えます。
小型でPSVRとの干渉はありません。

音質的な特徴としてはキレの良い低音が前面に出てくるタイプで低音自体の圧力が感じられます。
一方間延びした重低音の成分は少なく臨場感は期待ほどは得られませんでした。
低音域量が多い割に中・高音域も明瞭に表現します。

かなりノリが良いヘッドホンでRez Infiniteとの相性はかなり良く感じられました。
欲を言うと音場はもう少し広い方が望ましいですが、立体的で距離感をつかめる性能は持っていますのでさほど気になりませんでした。

ストレスにならない軽量さ、頭を振ってもずれない装着感、PSVRに干渉しない大きさ、環境音をかなり遮断できる遮音性PSVRの求める機能を全て満たしており、音質も良好で今回紹介するヘッドホンの中では個人的に最も好印象でした。

備考

サードパーティ製のパーツが充実していることも特徴であり、純正からパッドをYAXI for HD25 typeBへ、ケーブルをオヤイデ HPC-HD25 V2へ換装しています。
特にYAXIのパッドは遮音性と装着感の両方が向上し、値段なりの価値があると思いました。

 

SENNHEISER HD598

感度112db/mW
インピーダンス50Ω
重量約246g(コード含まず?)
音量の取りやすさ★★
装着感★★★★★
遮音性
音場感★★★★★
低音域★★
中・高音域★★★★★
実売価格30000円以内
(後継機HD599の参考値)

レビュー

僕が試した開放型ヘッドホンの中では一番PSVRに向いていたヘッドホンでした。

音量は開放型の中ではかなり取りやすく、また重量も246gとやや重いですが、幅広く厚いヘッドバンドのクッションと耳を覆うよう設計されたハウジングにパッドのベロア生地のおかげで装着感は最高レベルです。
パッドが蒸れることもないですし、頭を動かしてずれることもありませんでした。

遮音性は開放型のため殆どありません。
エアコンの音やPS4proの起動音が直接入ってくるので、シーンや内容によってはかなり没入感が削がれます。

一方音場感は限りなく広く、かつ立体的で、距離感も明瞭に把握でき、今回紹介したヘッドホンの中では頭一つ抜けた性能を持っています。

低音域は密閉型ヘッドホンと比べると寂しいですが、量は十分であり、臨場感もなかなかです。
中・高音域の表現は特に高音域の解像度が高く自然で好印象でした。

以上からサマーレッスンのプレイには最適なヘッドホンに感じました。
その他、大人なビデオの視聴にも相性はかなりいいかもしれません。

一方Rez Infiniteは環境音が気になってプレイに集中できませんでした。

備考

HD598は現在廃盤となり、デザインを見直したHD599が後継機として販売されています。音質的な差はあまりないようです。

 

Skullcandy Crusher Wireless

感度(データ公表なし)
インピーダンス33Ω
重量約275g(コード含まず)
音量の取りやすさ
装着感★★
遮音性★★★★
音場感★★★
低音域★★★★★
中・高音域★★
実売価格23540円以内
(2017/7/31時点)

レビュー

一見すると普通の密閉型ヘッドホンですが、低音量を変えられるサブウーファーが搭載されており低音により振動する(正確に言えば振動するくらい低音が出る)ヘッドホンです。

音量は今回紹介するヘッドホンの中では最も取りにくく、重量も275gと重い部類です。

側圧も強いですが低反発のパッドを使っているためか耳はあまり痛くなりません。
しかし重量があるため頭頂部がかなり痛くなります。
そのため装着感は比較するヘッドホンの中では最も悪いです。

アラウンドイヤータイプですが、メガネのフレームの上からガッチリと密閉する側圧があり、遮音性は付属イヤホンと同程度あります。

音場感や中・高音域の再生能力は平均的です。
中・高音域は低音域に負けないよう刺激的に作られていますが、サ行の声は時折刺さります。

やはりこのヘッドホンの唯一にして最大の魅力は暴力的なまでに増強できる低音域でしょう。
爆発音や衝撃音のあるシーンではコントローラーが振動しますが、ヘッドホンも一緒に振動することであたかも目の前で爆発しているかのような臨場感を体感できました。

またRez InfiniteではBGMの重低音の振動と映像が同期するため音の世界に飛び込んだような何とも言えない快感を得ることができました。
更にPSVRにはシネマティックモードという大画面で映画を見ることができる機能がありますが、ガールズ&パンツァー(劇場版)ではあたかも映画館で観た時のような感動がありました。

一方サマーレッスンのようなリラックスしてプレイするゲームは装着感の悪さだけが目立ってしまい苦痛に感じました。

備考

Skullcandy Crusher WirelessにはSkullcandy Crusherという先代機がありますが、圧倒的にCrusher Wirelessをオススメします。
Skullcandy Crusherにも低音を増幅させる機構がついているのですが、一定の低音量にならないと増幅機能が働かないためどうしてもチグハグな印象を受けます。
対してCrusher Wirelessは少ない低音量でもしっかり働いてくれます。

まとめ2

今回紹介したヘッドホンはどれも完成度が高く、オススメできますが、得意としている分野が違いますので、それぞれ一言でまとめると以下になります。

MDR-ZX660:バランスの良さとコスパ重視。
MDR-1A:裸眼やコンタクトの方で性能発揮。
HD25:遮音性とヘッドホンをカスタマイズする楽しさ。
HD598:遮音性を捨てて音場感を重視。
Crusher Wireless:装着感を捨てて低音を重視。

結果と考察

それでは没入感に求められる性能は何かということを考察したいと思います。

まず言えることは没入感とは当然主観的な感覚であり様々な要素から成り立つということです。ゲームによっても求める没入感が異なりますし、自分の体調や疲労、音質の好み等の影響も受けます。

シューティングゲームといった迫力と臨場感が要になるゲームでは低音の要素が大きく、Crusher Wirelessが素晴らしい性能を発揮しました。
しかし長時間プレイするにつれて没入感は疲労感へ変わってしまい、軽量なHD25やMDR-1Aの方が快適に楽しめました。

ホラーゲームのような雰囲気を重視するゲームでは遮音性と装着感の要素が大きく、HD25がベストな選択肢となりました。

リラックスして楽しみたいゲームでは聴き疲れしないよう低音成分よりも中・高音域が充実していることと、自然な音場感や装着感が重要になるため、HD598がベストな選択肢となりました。

また付属イヤホンからヘッドホンに替えただけで、低音と音場感の表現が各段に向上するため、付属イヤホンの他にヘッドホンを買い足すという選択肢も十分試す価値があると思いました。
取り敢えず買っておきたいという方はMDR-ZX660でかなり満足できると思います。

改善点と要望

考察とはあまり関係ありませんが、折角の機会ですのでPSVRの改善してほしい点を挙げてみます。

①D/Aコンバーターの低音域の改善
PS4コントローラーのデュアルショック4やiPodといったDAPの出力と比較して、PSVRの出力は明らかに低音域量が少ないのが気になりました。
そのためフラットな傾向のヘッドホンよりも、低音域を強調したヘッドホンの方が楽しめると思います。

②ヘッドセットの軽量化
PSVRのヘッドセットの重量は610g。
他のVRヘッドセットと比較して装着感は良いと言われていますが、2時間超えると前頭部がかなり痛くなってきます。
頭に乗せることを考えると300g程度には抑えてほしいところです。

③PSVRケーブルの軽量化とスリム化
ヘッドセットの左後頭部をケーブルが回るような構造ですが、頭を動かすとどうしてもケーブルの重みが気になります。
またプロセッサーユニットと接続する関係でケーブルの長さの制約もあります。
ベストはワイヤレスですが、それが出来なくても、もう少しケーブルを細く軽量化して欲しかったです。

※2017/12/08追記
新型PSVRが10/14に発売となりました。ケーブルやリモコンの類が全てヘッドセット内に収められたことでかなり改善している印象です。

④解像度の向上
色々な所で議論になっているので何も言うことはないです。

 

いかがでしたでしょうか。
今回の記事では改めてレビューを書くことの難しさを実感しました。
特にオーディオの分野では主観的に判断し、客観的に説明という矛盾を克服しないといけません。(あれこれ考えをまとめるうちに6月があっという間に過ぎてしまい、更新が開いてしまいました)

記事がヘッドホン選びの際の参考になれば幸いです。

次回はPSVRに最適なイヤホンを考察してみたいと思いますが、いつになるやら…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

CN

地方の大学病院に勤務する2年目のヤバレジ。曲をつながたり、お絵描きしたり、デザインしたり、ヘッドホンのレビューを書いたり、ダーツしたりすることが趣味です。あと勿論ブログも。カオスでまとまりのない事を書きますが生暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。